中古ドメインって知ってますか?
以前に誰かが使っていた中古のドメインです。
インターネットの歴史が長くなったため、ブログを作ろうとして新規にドメインを取得したのに中古だったということが増えています。
特に、トップレベルドメイン(ドメインの1番最後)が、“.com”や“.net“のように古くから世界中で使われていたドメインだと中古に当たる可能性が高いようです。
新規に取得したドメインが中古だったら、どのようにすればいいのでしょうか?
取得したドメインが中古かどうか確認する方法
まずは、新しくドメインを取得したら、それが中古ドメインではないか確認しましょう。
ドメインを調査するツールが色々あるので、それを使います。
実は、このブログのドメインも中古だったので、それを例に説明します。
Ubersuggestで確認する
Ubersuggestは無料でドメインの被リンクやドメインの強さを調べることができるツールです。
これですでに被リンクが付いていたり、ドメインの強さがゼロでなければ中古ドメインだと思っていいでしょう。

このように調べたいドメインを入力して「検索」をクリックして被リンクを見ると、

DMAIN AUTHORITY(ドメインの強さ)と被リンクの数と参照ドメインの数が表示されます。
これが表示されるということは中古ドメインです。
パワーランクチェックツールを使う
パワーランクチェックツールもドメインの強さ(ドメインパワー)をチェックできるツールです。
ドメインの取得日(現ドメイン保有者)や、Wayback Machine(後で説明します)の最古データ日も表示されます。


ドメインの強さを示すパワーランクはパゼロですが、Wayback Machineの最古データが、2015年3月29日になっています。
少なくともこの時点で誰かがドメインを使っていたことを表しているので、中古ドメインだということがわかります。
Link Explorerを使う
MOZへの登録(無料)が必要になりますが、MOZが提供するLink Explorerは被リンクの検出精度が高く、得られる情報も多いという特徴があります。

登録後、ドメインを入力して、「Get free link data」をクリックすると、ドメインのリンクの状態が表示されます。

Domain Authorityはドメインの強さ、Linking Domainsはリンクされているドメインの数、Inboubd Linksは被リンクの数です(ひとつのドメインから複数のリンクがあるとLinking DomainsよりInboubd Linksの方が多くなります)。
Domain Authorityが1で、被リンクも1、やっぱり中古ドメインです。
Wayback Machine
Wayback Machineで確認する方法もあります。先ほどパワーランクチェックツールの説明で「最古データ」として出てきたサイトです。
Wayback Machineについては、後で説明があるのでここでは省略しますが、中古かどうか確認する方法としては王道かもしれません。
Google Seach Console
Google Seach Consoleで被リンクを見るという手もあります。
ただし、まずサイトを作ってSeach Consoleに登録する作業が発生しますし、登録しても実際に反映されるまでかなり時間がかかるので、サイト作成後の再確認という位置づけになります。
中古ドメインだったらどうなる?
もし取得したドメインが中古だったらどうなるのでしょうか?
中古ドメインの場合、以前に使っていた人のサイトの評価がGoogleなどの検査エンジンに残っている可能性があるのです。
また、すでに被リンクが付いていれば、その影響も受けます。
良くも悪くも……です。
敢えて中古ドメインを使う人もいる
もし、沢山の被リンクが付いていて検索エンジンにも高評価のドメインなら、すぐに検索で上位表示できる可能性があります。
ですから、中古ドメインを使ってブログやサイトを作ることも多いようです。
評価の高い中古ドメインは高価
SEOで有利になるため、良質なドメインは高値で取引きされています。
いいドメインを見つけて高く売れば儲かるので、血眼になって探している人が沢山いるのです。
評価が低いドメインの可能性も
今回は、取得したドメインがたまたま中古だったという場合を想定しています。
その場合、SEOで有利になるような良質な中古ドメインだということを期待するより、粗悪なドメインでないことを心配した方がいいでしょう。
中古ドメイン業者の網に引っ掛からなかったドメインですから。
被リンクもついてないドメインならいいですが、質の悪い被リンクがついてるドメイン、最悪はペナルティーを受けてるドメインというケースもあります。
もし取得したドメインが中古だった場合、悪質なドメインではないことを確認しておきましょう。
悪質なドメインの見抜き方
中古ドメインが悪質かどうか、ペナルティーを受けてないか、確実に知ることはできません。
Googleしか知らないことなので推測するしかありません。
手動ペナルティーを受けていれば、サーチコンソールで確認できますが、新しくサイトを作ってサーチコンソールに反映されるまでには時間がかかります。
そこで悪質かどうか推測する方法を紹介します。
以前がどんなサイトだったのか確認する
まず、以前に運営されていたサイトがどんなものだったのか確認しましょう。
それには、Wayback Machineを使います。パワーリンクチェックツールで出てきたやつです。
サイトの閉鎖などでウェブ上からコンテンツが消える可能性を考えて、アーカイブとして残しているサイトで、パワーリンクチェックツールは、ここからデータを取得しています。
Wayback Machineで、URLを入力します。

縦棒があるのはその時点でサイト情報を取得したことを示しています。
最初の日付を見る
1番最初に保存された時期を確認しましょう。
2000年代前半は、今でいうリンクスパムが氾濫していた(当時はそれが当たり前でした)ので、その時期から使われていたドメインはペナルティの対象になっている可能性が高いのです。
もし古いドメインだった場合は、リンクをよく確認しましょう。
情報取得頻度を確認する
情報取得日が一時期にかたまっていて、間を置いてまた取得日がかたまっている、それが繰り返されている場合、何度も所有者が変わっていると考えて間違いありません。
アフィリエイトサイトやサテライトサイトとして使い捨てられたドメインの可能性が高いので、低評価の場合が多くなります。
実際のサイトを見てみる
カレンダーの日付の色が変わっている場所は、サイト情報を取得した日です。

そこをクリックすると、取得した時間が表示されるので、その時刻をクリックするとその時点でのサイトを見ることができます。
アダルトなど怪しいサイトだったら、ペナルティーの可能性があります。
日本語サイトではない場合が多く、サイトの内容までよくわからないかもしれませんが、本当にやばいサイトは雰囲気でわかります。
ちなみに、tidbitblog.comは英語サイト(英語なら何とかわかる)で、個人が運営していたごく普通のブログでした。
被リンクの状態を確認する
被リンクがついている場合、どんな被リンクなのかチェックしましょう。
UbersuggestやLinkExplorerでは、被リンク元を参照できます。怪しいサイトからのリンクだらけだと危険です。
ただ無料版だと見れるリンクの数が限られていますので、全部は見れないかもしれません。
被リンクが多いと有料ツールを使うか、Seach Consoleに反映されるまで待つ必要がありますが、危険性をあるていどチェックする方法もあります。
Spam Scoreを確認する
Link Explorerにはサイトの危険性を示すSpam Scoreという指標があります。
ドメインを検索した画面の左のサイドバーに「Spam Score」という項目があるので、そこをクリックします。

すると下のような画面が現れます。

1番右の「Spam Score」という部分(この画面では–になっている)に数字が表示されて、その数値が高いほど危険なドメインだということになります。
この画面のように数字が記載されていない場合、数字が一桁の場合はまず問題ないと思っていいでしょう。30を超えてくるとちょっと怪しいかなという程度を目安にして下さい。
その下にある棒グラフは、被リンク元のスパムスコアです。右にいくほとスパムスコアの高いサイトからのリンクになるので、それがあまりにも多いと危険です。
サイト、ブログを作ってから調べる方法
ここまでは、ドメインを取得した時点で調べる方法でした。
せっかくお金を払って取得したドメインなので、そのドメインを使ってサイトやブログを作ってっましょう。あまりにもひどいドメインだったら、新しくドメイン取得してそちらに記事を移行するだけです。
Google Seach Console
サイトを作成したら、すぐにGoogle Seach Consoleに登録してurlを送信しましょう。被リンクが見られますし、手動ペナルティを受けていたら、その通知も来ます。
ただ、反映されるまでには数日かかります。
インデックスを確認する
Seach Consoleに登録してurlを送信したら、そのうちサイトがインデックス(Googleにサイトのデータが保存)されます。
インデックスされているかどうか調べるには、Googleの検索窓に”site:https://○○.○○”(○○はドメイン)と入力して検索します。

こんなふうに、自分の作ったサイトが表示されたら、インデックスされている証拠です。
インデックスされないという最悪のペナルティは受けてないとわかります。
これもインデックスされるまで時間がかかりますが、URL送信して1日か2日程度で反映されるので、Seach Consoleよりは早く結果がわかります。
取得したドメインが悪質なドメインだったら
もし取得したドメインが悪質なものだったら、新しくドメインを取得して載せ替えるのが賢明です。
こだわりがあってどうしてもそのドメインで運営したいのなら、リンクを全て否認するのがいいと思います。それでも低評価を受けているかもしれませんが(Googleの中身はわかりません)、いいコンテンツを書いて高評価を積み重ねていけばそのうち評価が上がってくるはず(と信じてます)です。
今回、このドメイン”tidbitblog.com”は、取得前に中古だとわかっていました。
いくつかドメインの候補を上げて、そのうち取得可能だったものが”tidbitblog.com”だったのです。
その時点ですぐに中古ドメインかどうか調べました。変なドメインをつかまされるのが嫌だったので。
そして、上に示したように
- ドメインが最初に取得されたのが2015年と比較的最近
- 個人が運営するごく普通のブログ(10記事くらいで1年放置)
- 被リンクは、安全そうなサイトからのnofollowリンク1本だけ
ということを確認して、これなら新規ドメインと変わらない(いい評価も悪い評価もない)だろうと判断してから取得しました。
これから新しくドメインを取得するときは、前もって中古ドメインかどうか確認してみてはいかがでしょうか?
